【感想】もののけ姫

2018年10月26日に観た映画

何度も観ている映画ですが、テレビの金曜ロードショーで放送されたので観た。

なんせアシタカは、エミシだ。

どうやら宮崎駿氏は、エミシを『大和政権その支配下に入った稲作農耕民から追われて、本州北部に隠れ住んだ、焼畑・狩猟・採集・工芸を生業とする原日本人の残党』と解釈しているそうです。

でも、なぜ馬ではなくアカシシ(ヤックル)にしたのだろう？と疑問に感じた。

調べてみると『シュナの旅』というファンタジー物語と関係があるようだ。『シュナの旅』はチベット民話『犬になった王子』が元となっている。

これって、もしやチベット人とエミシに繋がりがある事を表現でもしたのだろうか？あながち、そういった繋がりは間違っていない。


アシタカがエミシの村を出る時に、カヤという娘がアシタカに渡し、その後アシタカがサンに渡した小刀は、天然石の『黒曜石(オブシディアン)』だ。

【黒曜石(オブシディアン)】

「アパッチティアーズ(誇り高きアパッチ族の流した涙)」という別名もあり、これは白人入植者達と数々の死闘を繰り広げた、アメリカンインディアンの一部族『アパッチ族』からきている。

アパッチ族は勇敢な猛者ぞろいで多くの戦いに勝利を収めたが、ついに白人の奴隷として生きるか、遠い先祖から受け継いできた聖地を明け渡すかの、大きな選択を迫られた。彼らが選択したのは聖地での自決。

不屈の闘志がみなぎる石。イースター島のモアイ像の目は、この石。

この石がもたらす恋は、生活に密着した深く長い愛情となり、相手の真実の姿を見る事ができる。人間関係によるトラブルなど現実的な問題に働きかけてくれると言われている。逆境を乗り越えるためのパワーを与えてくれる。


...なんか...


偶然なのか、狙ってなのか、もののけ姫の物語にもピッタリだ(笑)


主人「いつ観てもいいなぁ～」と言っておりました。確かに、いつ観ても飽きない魅力。

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