【感想】まんが高麗王若光物語
★2019年02月18日(月曜日)に読んだ本
埼玉県日高市にある高麗神社。高句麗から日本に渡ってきた『高麗王若光』が主祭神。
他に祀られている祭神は、高麗王若光が崇敬していた『猿田彦命』と『武内宿禰命』だ。
政治家らが参拝後、相次いで総理大臣となったことから、『出世明神』と広く知られるようになった。
こちら→『高麗神社』
この高麗王若光について、10代の子供でも読める、まんがを発見したので読んでみた。
朝鮮半島から、どうして日本に渡ってきたのか、どうして日本に残ったのか、当時の倭国(大和朝廷)と東国(関東の日本王国)はどんな状況だったのか、高句麗側からの目線で読める一冊となっている。
★私にとって重要な点のみネタバレ
当時の東国(関東の日本王国)には、土着の豪族達などは暮らしていたものの、『未開拓な状態』だったそうだ。
そして高麗王若光が日本に渡ってくる前から、東国(関東の日本王国)には、新羅・高句麗・百済の人達が(唐人も)すでに渡っていて、『土着の人達と共に平和に暮らしてた』ようである!
前に投稿した、関東に存在した日本王国についてのブログ記事。
こちら→【ルーツ】関東に存在した『日本王国』
このブログ記事の下の方に、私は、こう残していた。
『高句麗派遣使節が渡来した時よりも147年も前に、別に大陸から渡来した人達が、既に関東に暮らしていたということだ。別の流れがあったということ。
その別の流れが、新羅か高句麗か百済かは判らないが、それらの王家は血縁的にも繋がっていたりするので、別に考える必要もない。
なので新たな日本では、協力して共に暮らすことも、可能だったと考えることも出来る』
まさに残した内容、全て、その通りだったのだ(笑)
そして高麗王若光も、先人の地を奪うつもりはなかった。未開拓な状態の土地を開拓し、『共に幸せに暮らせればよかった』ようだ。
そのために『高句麗の経験や技術を活かし、不作の稲作についても知恵を与えた』のだ。土着の人達も受け入れたそうだ。
...この本には書かれていないが...
『東北のエミシも、東国(関東の日本王国)に移された』ということがあったようだ!
要するに倭国(大和朝廷)は、あえてエミシと渡来人達を共に暮らさせたのだろうと思われる!渡来人達は、立場的には倭国(大和朝廷)側、そして騎馬民族の王家なので、強い人達だ。
倭国(大和朝廷)からすれば、渡来人達は、都合が良い人達でもあったのだろう。
こんな歴史が、都市伝説ではなく、リアルに関東にあったとは驚きである。エミシの謎はまさに『関東の日本王国』にありだったのだ!
そりゃぁ~、人種は縄文人や縄文系なのに、文化や習慣はスキタイに似てるはずである。このように大陸の騎馬民族の影響を受けていたのだから...馬に乗るはずだ(笑)
武内宿禰命は、蘇我家(曽我家)の始祖だが、実は『物部家から蘇我家(曽我家)にも繋がる』ことから『武内宿禰=物部家』と考えることもできる。そして物部家というのは東北のエミシ『安倍家』にも繋がる。
この本では『高句麗の祖先と若光を祀った祠が高麗神社の基礎』と書かれてあった。確かに蘇我家(曽我家)には高句麗人がいたと、何かの本で読んだ記憶がある。
物部家も新羅系出雲族といわれていたり、百済系ともいわれていたりする。しかし先程、太文字で残した通り、それぞれの王家は血縁的にも繋がっていたりするので、ハッキリと区別する必要もないのである。
どの国の戦でも、結果的には、敵同士の王家は結びつくものだ。
ちなみに高句麗人は、人種的には、どんなだったのか...だが...どうやら満州民族に近いようだ。これについては前から知っていた。
★満州民族のDNA
ツングース系民族といわれてるが、満洲民族のY染色体ハプログループは、多数の系統が存在する。
1.最も多いのは漢民族を特徴づけるO2系統で37%。
2.次いで多いのはC2系統、アルタイ諸語を話す民族に関連するタイプで25.7%。
3. 3番目に多いのはウラル語族に関連するN系統で14.3%。
日本人に高頻度のO1b2系統も15%前後観察され、東アジア諸民族の中では比較的日本人とも共通性は高い。
O1b系統からは華南や東南アジアに多いO1b1も低頻度見られる。O1b1はオーストロアジア語族に、O1b2は弥生人に関連すると想定される。
その他、西ユーラシア起源のR1a(←アーリア人)やJ(中東系アブラハムなど)も僅かながら見られるそうだ。
中国からは中国から南下した中国人、朝鮮からは祖先といわれているようだが、DNA的には多数の系統が混じる。
日本で例えると倭人とアイヌの中間であるエミシみたいな立場なのだろうと思われる。
しかし古代の中国人、漢民族=漢人は白人ともいわれている。アーリア人を祖先に持つ混血アジア人である。
ね、出ましたアーリア人。私と同様に覚醒シータ波が出現していたといわれるアーリア人。やはり遺伝の可能性ありそうだ。
ちなみに東北縄文人=エミシも、DNAで『中東ルーツ』と判明している。
★おまけ
この本に出てくる、高麗王若光の台詞、たまに物凄くいい。「解るわぁ~!」って感じ。
高麗王若光が武蔵国に移り住んだ時の心境、私が埼玉に移り住んだ時の心境も、似ている。
高麗神社の近くにある聖天院の本堂脇には、なんと!福島県の『三春の滝桜』が献木されている!
私も高麗神社に参拝後、偶然にも先祖である武内宿禰が祀られている神社(母方が安倍一族の出の安藤家×曽我家)だったこともあるからか、予想外にも起業したので、出世したといえる。
...それにしても...
この埼玉という土地には、台湾・中国の道教の『聖天宮』もある。大陸の朝鮮半島も、日本より道教の陰陽の影響を受けてそうだし。
道教や陰陽道的にも『埼玉は良い土地』なのかもしれない!
やはり私は良い土地に導かれたようだと、この本を読み、改めて思ったのであった。
現在の埼玉も、昔同様に、様々な国や様々な県の人達が共に暮らしている。それが当たり前なので、差別らしい差別もない。
外国から移住する人達にとっても、埼玉は暮らしやすいようだ。都会的でもあるが、自然もシッカリあるので落ち着ける。東京に行くにも近い。
東北ルーツの人達も多いし、我が家の隣人も外国人達だ。主人も会社で様々な国の人達と共に働いている。最近では特に増えたらしい。
近年では埼玉ブームでもある。川越は、ますます観光客が増え盛り上がっている。埼玉ディス映画というのもあるので、今年も埼玉ブームが続くに違いないだろう。
埼玉には本当に御世話になっているので、私からの恩返しだ!ついでに宣伝(笑)
こちら→映画『翔んで埼玉』公式サイト
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