【感想】特別授業3.11君たちはどう生きるか
★2019年05月13日(月曜日)に読んだ本
タイトルや表紙に書かれてある通り、9人の素晴らしい知識をお持ちの方々による、『311そして今後どう生きるか』についての、特別授業を受けているかのような本である。
国語「表現する力をつけてほしい」=あさのあつこ氏
歴史「きみは世界史の中にいる」=池澤夏樹氏
倫理「支えあうことの意味」=鷲田清一氏
地理「日本とはどんな場所か?今後どうなるのか?」=鎌田浩毅氏
政治「いまこそ政治の本当の意味がわかる」=橋爪大三郎氏
理科「科学は私の中にある」=最相葉月氏
経済「経済成長より大切なこと」=橘木俊詔氏
保健「いま、こころのケアとは」=斎藤環氏
課外授業・ボランティア「『祈り』の先にあるもの」=田中優氏
★読書感想
1冊の本なのに、沢山の本を読めたような、何だか得した気分になれる本であった。
どの方の内容も、知識だけではなく、人間性もよく出ていて、それぞれのカラーを感じた。
あさのあつこ氏は優しい文章の感じでピンク、池澤夏樹氏はリアルな現実を教えてくれている感じで黒、鷲田清一氏は近代的な社会を立ち止まり考えられる感じで濃い青。
鎌田浩毅氏は地震や火山など自然について勉強になる感じで緑、橋爪大三郎氏は政治的な方面から社会を知れる感じで灰色、最相葉月氏は幅広い科学について知れる感じで黄色。
橘木俊詔氏は経済より大切なことは何かを教えてくれる感じで白。斎藤環氏は東北の被災者の心理状態を知れる感じでオレンジ。
田中優氏はボランティアをする人の心得、注意すべきことが知れる感じで黄緑。
このようなカラーだ(笑)
最も印象的で、最も授業らしい授業で、最も重要な事を教えてくれたのは、地理の鎌田浩毅氏。
地震や火山についての知識、南海トラフ大地震、五連動地震と西日本大震災についても書かれてあった。
文章の中で『地球科学』というのを知った。私がしている毎日の体調記録も、地球科学の分野内といえそうだ。
地球科学=磁気圏から地球内部構造に至るまで、地球に関する、あらゆる学問の総称。地震・火山・環境など分野は、多岐にわたるが、最近では太陽系に関する研究も含め「地球惑星科学」とも呼ばれる。
知識が豊富なだけではなく、文才もあり、凄く読みやすいので理解しやすかった。
他に『火山と地震の国に暮らす』『もし富士山が噴火したら』という本も書かれているようなので、後で読んでみたい。
やられたぁ~(笑)
まんまと本の宣伝戦略?に引っ掛かり?...おまけに私も、このようにブログで紹介しているので、読者様で気になった方も読むであろう。
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