【感想】フォーエバー・フレンズ
フォーエバー・フレンズ(英: Beaches)
1988年のアメリカ映画。
【監督】
ゲイリー・マーシャル
【脚本】
メアリー・アグネス・ドナヒュー
【原作】
アイリス・レイナー・ダート
【出演者】
ベット・ミドラー
バーバラ・ハーシー
映画感想
テレビで放送されていて、たまたま見た映画。女性2人の友情の話である。
展開としては、ありきたりなパターンなのだが、スピードが早いからだろうか。ついつい最後まで見て「あぁ~、良い映画だった」となれた。
きっと、それは、幼少期の可愛らしい彼女らの姿から見せられているので、どう成長し、どうなっていくのか...親戚の子供を見るような感覚に近いからかもしれない。
あなたには、身内のように、一生、付き合えそうな親しい友達って、いますか?
...親友...
友達ならいても、親友となると、そうそう、いないと思われる。
特に女性は、結婚し家庭に入ると、自分の友達と遊ぶ機会も減ってしまう傾向だったりする。良妻賢母なら尚更だ。
それで気が付いたら「だいぶ会ってない!」なんてことになり、ちょっとした孤独を感じやすいかもしれない。
この映画を見ている時、私が最初に思い浮かべた友達は、幼稚園と高校で一緒だった子。
小学校と中学校は違ったのだが、小学生の頃、私が通っていた塾の男友達繋がりで、その友達と文通をすることになった。中学生になると部活が忙しくなり文通の回数は減った。「どこの高校に入るの?」「○○高校」「同じだね♪」というような、やり取りが最後だったと思う。
そしたら偶然にも同じクラスだった(笑)入学式の日には、既に友達だったので、お互いにハイタッチし「イエ~イ」という感じで、挨拶し合ったのを憶えている。
友達は中学時代から続けてきたバレー部、私は「もう運動部には入らない」と決めていたので、華道部(←茶道もするのだが、食いしん坊なので和菓子と抹茶に惹かれ(笑)ほぼ帰宅部なのに、華道の資格取得可能だったし)に入部した。
最初の頃は行動を共にしていたが、その行動を共にするグループの中に、私と小学校から一緒の同級生がいた。何故か入学式の日から、友達の名前を知っていたので、どこかで知り合いだったのかもしれないが。
その同級生は私と同じく小学生の頃からピアノを習い、小学校のクラブも一緒。中学校も一緒。高校のクラスも部活の華道部も一緒(笑)共通点が多いので、別に嫌いではないし、話も合う。精神的にも比較的、落ち着いた部分があり、他人の文句を言うこともない。良い子だ。
しかし、小学生の頃から目立ちたがり屋で、女子から嫌われる傾向なのも知っていたので、ちょっと距離を置きたくなったのだ。それでなくとも部活でも一緒だし。そこまで親しくはしたくなかったのだ。
実は、小学生の頃のクラブ。私が部長、その同級生が副部長だった。それで、その同級生が部長のように偉そうにしてしまい、他の子達が文句を言いだし、その結果クラブが無くなったのだ(汗)そう、本人は気付かないのだが、トラブルメーカー(笑)
ちなみに高校の華道部では、その同級生が部長、私が副部長になった。小学生の頃とは逆状態だ。部員数が少ないので廃部になりそうだったのだが、2人で協力してステージでアピールしたところ、予想外にも男女に大人気になり、教室の外の廊下にまで沢山の入部希望者が集まった。
次から、日に日に、減っていったが(笑)同級生とは、ある意味で、良いコンビではあった。
入学式の日、私の席に間違って座ってた子がいたのだが、それが運命的でもあり、性格的にもサバサバ系の似た者同士で、その子と親しくなれた。今では親友の1人だ(現在は、会えてないが)。
それで文通をしていた友達には、「あのグループでは行動を共にはしない」ということを、ハッキリ伝えた。そもそもグループでつるむのも好きじゃない(笑)
友達にもバレー部での付き合いがあり、そのバレー部の中でも意地悪そうなボス的存在が同じクラスにいたし...それに小学校・中学校からの付き合いの友人が、同じクラスにいて、しかも私と同名。気を使うと大変だろうと思って。
本当は、せっかく同じ高校、同じクラスになれたので、もっと親しい友達付き合いをしたかったのだが、お互いに、そうもいかなそうだったのだ(汗)だから早めに伝えた。
もし、そういった、そうもいかなそうな障害がなければ、きっと親友になれていたことだろう。私とは違って、可愛くて、優しくて、真面目で、文句1つも言わなそうな良い子だが。
そのタイプの違いというのも、この映画の女性2人に似ていた。私は明らかに、子供なのにタバコを吸ってた方だ(笑)
他に私の親友といえるのは、過去に2人いたくらい。1人は親しき仲にも礼儀がなくて絶交、もう1人はフィリピンに帰国し連絡し合えない状態。
今後また死ぬまでに、親友といえる友達は、できるのだろうか?と考えてしまった。犬繋がりからの親友は、できる可能性あるかもしれない(笑)
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